こんにちは!ぱらそるです。
本日は実際に手作りして節約効果を感じているものを材料・作り方とともにご紹介します。
手作りは時間や手間がかかるものもあったりとハードルを高く感じている方も多いかもしれません。しかしなんだかんだで手作りは最強の節約術。この動画を見て手作りを取り入れると、普段のお買い物にかけるお金がグッと少なくなります!ぜひ最後までご覧になっていただけると嬉しいです。
中にははじめ材料や道具を揃えるのに出費がかかるものがありますが、長い目で見るとランニングコストが安いものばかり。道具は100円ショップやフリマサイトでの購入等できるだけ安く済むようにすることで、初期費用分のペイを早くすることができます。
食品編・日用品編・美容編と分けてお送りいたしますので、気になるものだけ見たい方は概要欄の目次リンクから飛ばしてご覧になってください。
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日本の平均年収が世帯年収の二人暮らしの嫁が、節約・お金・お得についてお話をしています。
※注意※
自作洗剤・美容品に関してお肌につけたり触れたりするものに関して、ご自宅での作成・利用に関して一切責任を負えませんのでご承知おきくださいませ。使用する前には必ずパッチテストを行って頂き、腫れや赤みなどが発生した場合は直ちに使用を中止していただきますようお願いいたします。
食品編
アイスコーヒー
夏になると必ず作っているのがアイスコーヒー。今はボトルコーヒーもありますしリキッドの希釈タイプなどもありますが、やはり手作りはリーズナブル。我が家はホットコーヒーを冷ます作り方ではなく水出しアイスコーヒーを作っています。出来上がりが人によってはちょっと薄いと思うかもしれませんが夏はガブガブ飲みたいので我が家はこの分量で作っています。お好みで量を調節してくださいね。
セリアに売っているだしパック(薄型)を使ってつくります。1リットルボトルに水を8分目まで入れ、レギュラーコーヒー3~40gを入れゴムで止めたパックをイン。半日~一日冷蔵庫においておけば完成です。
ゴムを入れて大丈夫?と思う方は料理用のタコ糸で結んでもいいですし、コーヒー豆が少しでても構わないなら結ばなくても大丈夫です。
濃いめのホットコーヒーを作って大量の氷で一気に冷やす方法もありますが、時間が経ってからの酸味が出やすいので、酸味の強いコーヒーが苦手な方は水出しをおすすめします。
豆の水煮
副菜やメイン料理でも大活躍の豆の水煮。副菜ならばチリコンカンや煮豆・豆サラダなど。メインだとポークビンズや豆カレー・炒め物等色々使えて便利ですね。手に入れやすくコスパがいいのは乾燥大豆。業務スーパーでも国産の乾燥大豆が1KG〇〇円で販売しています。
1キログラムで約2.5キロの大豆水煮ができるので、市販の大豆水煮が200g〇〇円なのに対して手作りは〇〇円。かなりの節約になりますね。
我が家はいつも圧力鍋で作っています。
作り方
大豆400gを流水で軽く洗い、たっぷりの水につけて半日~一日おいて膨らませます。
その後鍋にかけ白いアクがもくもく出るまで沸かします。流水で水を入れ替えた後、ひたひたのお水につけて圧力鍋の蓋をし火にかけます。圧力栓が上がるまで中火にかけ上がったら弱火にして15分ほど煮れば完成。
(塩ひとつまみをいれるとサラダなどそのままでも食べやすくなります。)
出来上がり量が1キログラムなので、我が家では200gずつ小分けにして冷凍保存しています。
圧力鍋のない方は炊飯器でも作成可能。
大豆100gを水洗いして炊飯器に入れ、米1合のメモリまで水を入れます。その後おかゆモードで炊くだけ。出来上がり量は約200g。こちらは手軽に作れてオススメです。
ヨーグルト
朝ヨーグルトを必ず食べる方におすすめのヨーグルトメーカー。我が家もヨーグルトメーカーを購入しそちらで作っていますが、カスピ海ヨーグルトであればヨーグルトメーカー無しで作ることも可能です。通常のヨーグルトを炊飯器の保温モードで作ることも可能なのですが、通常のヨーグルトは発酵温度が40度のため、途中で保温のスイッチを切ったりと調節が必要です。
なので通常のヨーグルトをつくりたい場合はヨーグルトメーカーを購入するほうがいいかもしれません。牛乳パックのまま作れるものがおすすめ。中古で2000円~3000円ぐらいで買えて、1リットルのヨーグルトを200円前後で作れるので機械代はすぐにペイできると思います。
カスピ海ヨーグルトの作り方(機械なし)
✓フジッコ カスピ海ヨーグルト プレーン 100g
✓種類牛乳と書いてある牛乳 一リットル
牛乳のパックを開け 牛乳を100ミリリットルくらい別の容器に移す
ヨーグルトを牛乳パックに入れてシェイク
パックの口をティッシュと輪ゴムで塞ぎ、常温12~24時間放置(室温による)。上まで固まったら完成。
増殖は出来上がったヨーグルトを100g別の容器にとっておき種菌として使えます。菌が繁殖しやすいので1カ月ごとぐらいに新しいヨーグルトで作成し種菌を交換することをおすすめします。
食パン
パンを良く召し上がる方ならば本当におすすめしたいホームベーカリー。朝食はパン派とごはん派が半々の比率になるほど、現在はパンを食べる方も増えました。
しかし昨今の値上がりでパンもNBに至っては一斤200円近くに値上がりしました。値引き商品もいつも見つかるわけではないので、ホームベーカリーを買って作ると長い目で見れば安上がりになります。ひとによってはホームベーカリー炊飯器と同じくらいの価値かもしれません。
中古品でも沢山販売していますので、初めての方は中古品でトライしてみてはいかがでしょうか。業務スーパーの小麦粉を使えば一斤100円以下で作成可能です。
ホームベーカリーの食パン材料
・強力粉 250g
・赤サフ(インスタントドライイースト)5g
・砂糖 17g
・マーガリンかサラダ油
・水 180ml
・スキムミルク(粉のコーヒーミルクでも代用可能) 5g
・塩 5g
材料を計ってセットしてスイッチを押すだけです。
なお食パンのカットは焼き立てではなく半日~一日置いたものをカットするのがおすすめです。
日用品(住居用洗剤)
次に日用品で手作りしたら節約になったもののご紹介です。まずはざっくりと材料についてのご説明です。必要に応じてご用意をお願いいたします。
① 食器用中性洗剤
個人的意見ですがキュキュットは白濁の可能性があるため、ジョイやマジカなどがおすすめです。
ジョイは界面活性剤濃度31% マジカは29%のため多少洗浄力に差がありますのでご了承ください。
② キッチン用ブリーチ
いわゆる液体の塩素系漂白剤というものになります。
③ クエン酸・セスキソーダ
ナチュラルクリーニング洗剤と言われるものですが、今回は上記2つを使用します。
クエン酸は主に水垢や尿石・セスキは皮脂や石鹸カスなどに効果があります。
上記2つはダイソーで小袋を手軽に購入できます。もちろんその他メーカーのものでも大丈夫です。
普段遣い~大掃除まで使える風呂クリーナー
毎日のお風呂掃除に欠かせないお風呂クリーナーも、材料2つで簡単に作れます!
材料(出来上がり約400ml)
- 食器用中性洗剤20g
- 水かぬるま湯 380ml
- セスキソーダ 5g
混ぜるだけです。1~2週間分を作ってスプレーボトルに入れてお掃除に使うのがおすすめです。
カビ取り洗剤2種
コーキングなどのカビやまな板の漂白に使えるカビ取り剤です。
材料(出来上がり100ml)
- 食器用中性洗剤 2g
- 水 47g
- キッチンブリーチ 50g
こちらはまな板の漂白などキッチンの掃除にも使えます。
ペーストタイプ材料
- キッチンブリーチ20g
- 片栗粉 1g
紙コップなど捨てられる容器で計量し、混ぜるだけ。
だれてしまうのが気になる方、つけ置きたい方はこちらのペーストがおすすめ。
つけ置いたあとティッシュなどで拭き取ってから流しましょう。
トイレ洗剤
トイレの汚れのメインである尿はアルカリ性なので、酸性のクエン酸を混ぜた洗剤で掃除するのがポイント。
材料 出来上がり量100ml
- 食器用洗剤 2g
- 水 98ml
- クエン酸2.5g
スプレーボトルに計量し、振って混ぜるだけ。
メーカーにもよりますが、トイレタンクの中はクエン酸など酸性の洗剤をいれると壊れることもありますので、メーカーの注意書きを見て使用してください。
水回り用洗剤
蛇口の水垢などに使えるクエン酸ペーストのご紹介です。
こちらは一度で使い切りで保存できませんので、使い切れる量を作るようにしてください
材料
- クエン酸3g
- 水105g
- 片栗粉10g
①材料を鍋に入れます。
②こちらを混ぜながら火にかけとろみが付いてきたら火をとめて少し練ります。
③冷めないうちに水垢の気になる部分に塗って30分くらい放置。
④ティッシュなどで拭き取ってから水で流します。
住居全般に使える洗剤
材料 出来上がり100ml
- 水 99ml
- 食器用中性洗剤 1g
ボトルに入れて混ぜるだけです。
フローリングや家具などの拭き掃除に活用できます。
こちらの手作り洗剤は市販の床クリーナーに近い約0.3%くらいの界面活性剤濃度になります。
美容編
最後に美容編をご紹介します。生薬を使った化粧水や食品を使ったボディクリームなど手作り化粧品のため、使う方によってはお肌にあわないこともありますので、必ずパッチテストをしていただきますようお願いいたします。また、薬機法に触れますので作ったものを他の方へ販売するのは禁止されていますし、効能を謳うことは動画内では伏せさせて頂きます。
生薬化粧水
生薬(ハーブや漢方など)をアルコールで抽出したチンキというものを、水やグリセリンと混ぜ合わせた化粧水です。チンキの作成をしてしまえばチンキ原液は半年ほど持ちます。その原液を使って化粧水を1~2週間おきに作ればいいので手間はそこまでかかりません。
チンキ材料
- お好みの生薬 10g
- 無水エタノール 30ml
- 精製水(沸騰させた水道水) 70m
- ※無水エタノール&水でなくてもアルコール度数30%のお酒でも抽出可能
熱湯で5分煮沸orハイター等の次亜塩素酸orアルコール消毒した遮光瓶(栄養ドリンクの瓶など)に無水エタノールと沸騰させた水を混ぜ、そこにお好みの生薬10gを混ぜる。
冷蔵庫で保管、一日一回上下逆さにし静かに混ぜる。
一週間漬け込んだらコーヒーフィルターやキッチンペーパーなどで濾して完成。遮光瓶にいれ冷蔵庫で半年ほど保管可能。
こちらのチンキを使った化粧水の材料はこちら。
化粧水 材料(出来上がり量100ml)
- チンキ原液 5g
- グリセリン 5g
- 精製水もしくは沸騰消毒した水 90g
チンキは数種類混ぜてもいいですが、2~3種類までとし、出来上がり100ミリリットルに対して5gまでとします。またグリセリンフリーにしたい方はベタインという保湿剤を2gいれるのもオススメ。その場合は水を92gにし、出来上がり量100gとします。
尿素化粧水
生薬を取り寄せるのは面倒・・・という方はドラッグストアで手に入る尿素とグリセリンのみを使った化粧品もオススメです。
原液材料 日持ち冷蔵庫保管3ヶ月
- 尿素 50g
- グリセリン 5ml
- 精製水もしくは沸騰消毒した水道水 200ml
消毒したきれいな容器で尿素と水を計量し透明になるまでよく混ぜる。そのグリセリンを加えて更に混ぜる。
尿素化粧水(出来上がり量100ml日持ち常温で2週間)
- 原液 10ml
- 精製水もしくは沸騰した水道水 90ml
ボトルに計量し混ぜるだけ。尿素は角質を取り除く効果が強いので、ひりつくようなら原液の量を減らしてください。保湿が足りない場合はグリセリンを3~4g追加しましょう。
手作りボディクリーム
こちらは少し手間や道具の用意が必要なため、マニアックなご紹介となります。またおまけでこれからの季節にぴったりなボディジェルの作り方もご紹介します。
ボディクリーム材料(出来上がり200ml)
- 材料A 精製水もしくは沸騰消毒した水 60g
- 材料B 油脂(オリーブオイルや米油など)トータル30g
(私は ワセリン10g ベビーオイル6g 米油12g ビタミンEオイル2gを入れています)
- 材料B 植物性ワックス 6g
- 追加用の精製水(または沸騰消毒した水)60~80g
- キサンタンガム 0.6g
- お好みで肌につけてもいい精油2滴程度
①材料Aと材料Bをそれぞれボウルに入れ湯煎で60度に温める
②AとBをあわせミルクフォーマーで3~4分撹拌する
③キサンタンガム・精油(お好みで)を加えたら更に1分混ぜる
④追加用の水を少しずつ加えながら1分ほど撹拌して完成
常温保存2週間可能です。
夏向けのボディジェル
キサンタンガムで化粧水にとろみをつければボディジェルができます。生薬化粧水や尿素化粧水100mlあたりに対し0.3~1gが目安。またハッカ油を加えて清涼感のある使い心地のジェルを作れます。
ボディジェル 材料(出来上がり量100ml)
- 精製水(もしくは沸騰消毒した水)100ml
- グリセリン 3ml
- キサンタンガム 1g
- ハッカ油 数滴
消毒したきれいな入れ物で作成してください。
①グリセリンにキサンタンガムを入れて混ぜ合わせる。
②混ぜながら水を少しずつ加える
③ハッカ油を入れて更に混ぜれば完成
清涼感の必要ない方はハッカ油なしでもOKです。またハッカ油は溶けてしまうためポリスチレン(PSの表記で確認)は避けて、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン製(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)の入れ物に入れましょう。また猫や犬などペットを飼っている方は使用を避けましょう。
まとめ
さて手作りをすると節約になるものを食品編・日用品編・美容編と分けてレシピつきでご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
実際作るときのために動画の保存しておくと、後で見返せて便利なのでオススメです!
また疑問点やご意見等あればお気軽にコメントくださればと思います。
日常の中に作れば安く済むもの、意外とあれこれあるのではないでしょうか。
私も手作りを楽しみながら節約をしています。少しでも皆様の節約生活のヒントになれば幸いです。
本日も動画を見て頂きありがとうございます。