こんにちは!ぱらそるです。
今回は我が家の家計管理の方法や家計管理に当たって行っているルーティーンついてご紹介します。
結論から申し上げますと、我が家の家計管理方法は袋わけ家計管理。
昔からある家計管理方法です。
袋わけ家計管理のメリット・デメリットのお話もしつつ、デメリットへの対処法やキャッシュレス決済への対処法なども一緒にお話していきたいとおもいます。
よろしければ最後までご覧になってくださると嬉しいです。
そもそも袋わけ家計管理とは?
袋分け家計管理とはその名の通り各種予算を1ヶ月に一度各項目の袋(封筒やチャック袋など)に振り分け、使うときにその予算から取り出して使うと言った古典的かつシンプルな家計管理方法です。
メリットとしては
- 残金が目に見えてわかるため節約意識やモチベーションが保てる
- 袋に振り分けたあとはその中のお金でやりくりするだけでわかりやすい
- 可視化することで使い過ぎの防止になる
- 細かい日々の家計簿をつけるのが面倒な方にはおすすめ
- 年一の出費も毎月積み立てすれば大きな出費の際貯金を崩すことがない
デメリットとしては
- 無理な予算設定をすると予算が守れず続かない
- キャッシュレス決済やカード払いの際に管理が煩雑になる場合も
- 振り分け-項目を多くすると管理などの難易度が上がる
- 火災や盗難の心配がある
などが挙げられます。
我が家は結婚してからずっとこの袋分け家計管理を採用。
袋分け家計管理・・・つまりは残し貯め貯金のような形を取っていて、節約の王道である先取り貯金とは全く異なる方法ですが結果として貯金ができました。
中には細かくノートに家計簿を書く、ノーマネーデーなどのシールを付けるほうがモチベーションが上がる、スライド式家計簿などのほうが向いてる・・・などの方もいらっしゃると思いますので、そういう方にとってはその方法が正解。
絶対にこの方法にしなければならない、なんて言うことはありません!
家計管理の方法は向き不向きやその方のお好みもありますのであくまで我が家の方法は参考程度に聞いていただければ幸いです。
もしこの家計管理方法が自分にも向いてそう!と感じた方がいらっしゃればぜひ導入して頂けたらと思います。
我が家の袋分け家計管理の項目は?
我が家が袋分けで管理している内容は以下の8項目。
- 食費(外食・主食を含む)
- 日用生活費(生活にかかる消耗品関係全て)
- 医療費(通院費・薬代)
- 車関係費(車検・任意保険・メンテナンス)
- 税金(固定資産税)積立
- 浄化槽関係積立費
- 旅費積立費(帰省・年一旅行代)
- 修繕・家財積立費(リフォーム・大型家財用)
- 特別費積立
項目の中で細かくやりくりするのは食費・日用生活費・医療費の3項目。その他は年に数回の出費に備えての積立金となっています。金額が大きくなってしまいがちな修繕・家財費積立は一年おきに専用口座へ預け入れして管理しています。
その他キャッシュレス決済やネット通販購入時の支払いを管理するための小口袋、私のお小遣いなどはべつの袋で管理しています。
私が手書きの家計簿を使用せずアプリを使用しているのは、一番は計算ミスがないから。項目が多く細かいので、項目も細かく作れて複数の家計簿を作れる「マネタメ」と言うアプリを使用しています。よく電卓入力ミスしてしまう私にはこちらの方が向いていました。
各費用の予算の決め方はご家庭によると思いますが、我が家の場合家計簿をつけた結果からコレくらいは使うかな・・・といった予算より少し多めに設定しています。
袋分け家計管理にチャレンジする方はまずは家計簿をつけてみて出費金額を把握。その後予算項目を作り袋を作るといいと思います。
(予算の決め方はまた別の動画でお話の機会を作りたいと思います)
我が家の場合は項目がちょっと多め。以前は項目ももう少し少なかったのですが毎年見直しブラッシュアップ。急な出費がないように予めつみたてておく家計管理に変わったため、現在上記9項目となりました。
以後一年おきくらいに予算設定と結果に乖離がないか見ながら予算見直しをしています。
袋分け家計管理でいちばん重要なのは予算設定。この予算設定があまりにも無理な設定だとせっかく袋分けをしても他の項目の袋からお金を補填して使ってしまう、といったことになり袋分けの意味がなくなるのと
そもそもこの家計管理方法が続かなくなると思いますので、そこは注意が必要です。
生活の中での家計簿記録方法はどうなっている?
家計簿は週一程度。決まった曜日にその週の買い物レシートをまとめてつけています。
大体週一のまとめ買いをした日に記入することが多いです。
買い物回数は減らすよう意識はしますがノーマネーデーを記入するなどはしていませんのでこのペースの記入がレシートが貯まりすぎずちょうどいい感じです。
食材以外の日用品はキャンペーンやネットを駆使しまとめ買いストック派。
購入価格を商品に油性ペンで記入、新しいものを下ろす都度メモに商品と金額を記入。
こちらも週一の家計簿記入時に一緒に家計簿計上します。
各予算項目以外に小口袋と予備袋があり
小口は
- 口座から引き出しし、各項目に振り分けたあとの残金の保管場所
- クレジットカード(通販・キャッシュレス決済チャージなど)を使用した際の入金場所
として使用。
予備袋は
- キャッシュレス決済(店舗での買い物)を使用した際の入金場所
- 日用品を下ろした際の入金場所
として使っています。
我が家では日用品はまとめ買いしストックを持つようにしているのですが、まとめ買いしたときの支払いは家計簿の出費には計上せず、予備袋から小口袋に移動しています。
わざわざこの2つの袋を作っているのは、クレカの使用時やキャッシュレス決済のチャージや使用時も各袋分け項目からこちらに移動させお金を可視化しお金を使った感覚をもたせるようにするためです。
必要ない行為かもしれませんが、キャッシュレス決済やクレカ決済が日常になると、家計を把握しにくくなるので使いすぎを防止するためとまとめ買いをしても出費に幅が出ないようにするために行っています。
月一の給料日ルーティーン
月末の給料日ルーティーンはこんな感じ。
予算決めをし、家計簿アプリに記入
まずは家計簿アプリに予算を入力。
我が家は予め決められた金額を前の月の残金に追加していく積立スタイルなので、予算には前の月の残金+毎月の予算額の合計額を記入していきます。
全体の予算の内、袋分けや現金管理する項目の総額を用意する
クレカ払いや口座引き落とし部分以外の袋分けする項目のお金を準備します。
我が家はこのお金が現状172,000円。前述の小口袋にこの金額が入っていればそれをそのまま使いますが、足りなければ足りない分を銀行から引き出ししてきます。
ATMは月に1度行くか行かないかです。
予算通りに各項目に振り分ける
用意したお金を各項目袋に振り分け。
家計簿アプリの残高をチェックして袋の中の金額と相違ないか確認。
コレでおしまいです。
予算が決まっているとルーティン化しているのでこの作業は30分もかからないと思います。
でもこの作業が一番楽しい時間だったりします(笑)
まとめ
いかがでしたか?
有名な「先取り貯金」ではない我が家の家計管理方法。
残し貯め貯金というらしいのですが結論から言うと我が家の場合は貯金できました!
我が家は先取り貯金は一度もしたことがなく結婚当初からこの方法でしたが、12年で貯金総額は2600万円超え(投資金額除く)なので、このやり方がご自身に合えば貯金は可能です。
残し貯めが難しい!という方は袋分け項目の中に予め「貯金」項目を作れば先取り貯金と同じになるのでやりやすいかもしれません。
この家計管理の方法の最大のポイントは「予算立て」。
オーバーせずかと言ってキツキツにならない予算設定が必要。
そのためには1年後、10年後などライフプランや急な出費も見越したり目標貯金金額に沿った逆算が必要になってきます。
FP協会のHPでライフプラン表のダウンロードやライフプラン診断などできますので良かったら参考にしてみて下さい。